2020/05/12 09:52

■ステリクリアの開発経緯

従来の消毒剤や除菌剤は、液体が乾燥する間か、漬け置き中のみ効果があり、菌やウイルスが残留していた場合は繁殖してしまいます。
また薬品(アルコール系)や塩素系では手荒れや取扱濃度の注意、有効濃度の確認、希釈作業、防護用品の着用(ゴーグル、マスク、ビニール手袋、)や作業後に水洗いや拭き取る必要もありました。さらには金属やプラスチックに対して攻撃性が強い場合もあり、使用用途に制限がありました。
これらを解決するために日本のナノテクノロジー光触媒技術(産業技術総合研究所:特許技術)と液体に活性酸素(OHラジカル)を持たせることで、薬品や塩素系を全く使用せずに、「菌やウイルスを不活性化」させ、菌やウイルスの残留があった場合でも、繁殖を数日間抑える「抗菌作用」を持たすことを可能にしました。さらに光触媒作用は、太陽光やUVカット済みの光、蛍光灯、LED等でも反応します。
成分は、食品添加物の「過酸化物」「クエン酸」と「精製水」「二酸化チタン」から成り、人体や金属、プラスチック、衣類等に対して刺激性や侵食性が極めて少なく使用用途を選ばない幅広く活用できるものとしました。
このことで、旅館やホテル、福祉施設、公共機関の施設や乗り物、飲食店、アウトドアでの使用や、一般の個人までがコストをかけず簡単に除菌抗菌効果を様々なところに付与できます。さらに、速乾性を高めたアルコールタイプも同時に開発しました。

特長
1.生成時から発生する活性化酸素で強力除菌
商品生成時から発生する活性酸素(OHラジカル)が、当商品が乾燥するまでの間、菌やウイルス、有機物、VOC(揮発性有機化合物)を水と二酸化炭素などに分解除去。

2.光触媒作用で抗菌・消臭
当商品の乾燥後やふき取り後には、光が当たることで発生する光触媒作用の活性酸素(OHラジカル)によって、菌やウイルス等が残留していた場合は繁殖を数日間抑える。

.光の有無に関わらず吸着分解を繰り返す 
 光触媒は、光が無いと全く作用しない事と、有機物と直接接触しない限り分解できないのが弱点であり、吸着吸収作用がない為、効果は稀です。そこでアパタイト(リン酸カルシウム)被覆二酸化チタン(※1)を原料とすることで光が当たらない場所でも菌やウイルス等有機物の吸着吸収を可能にし、溜め込んだ有機物を光が当たると、分解除去→再び溜め込むといったサイクル的な作用を可能にしました。

※1 独立行政法人産業技術総合研究所により摂取された:特許第4385115号

4.アルコールアレルギーや塩素系の刺激に弱い方に
 当商品のアルコールフリータイプに関しては、アルコール未使用、塩素系不使用、無香料、界面活性剤不使用の、ph7の中性(水に近い)のほぼ無臭の商品となり、アルコールアレルギーや塩素系の刺激に弱い方、小さいお子様やペットがいる環境にも安心して使用できます。

5.使用用途が広い
 使用用途は以下のようなシーンで利用できます。※アルコールフリータイプに限ります。 (一部例)
・衣類、布製品、敷物、食器類、厨房やキッチン周り、自動車や鉄道車内、床、手すり、ドアノブ、金属類、プラスチック類、ビニール類、家具、ペット用品類、釣り具、靴、介護用品、汚物処理後の除菌処理、宿泊施設、公共施設、介護施設、生産工場等

※当商品は雑貨類にあたります。食品飲料の除菌目的ではありませんので食品等食べ物を対象に意図的に使用しない。

6. 第三者機関において試験を実施済み 
 当商品は第三者機関の試験においてエビデンスを保有しております。
インフルエンザ、鳥インフルエンザ、ノロウイルス、O-157、大腸菌、黄色ブドウ球菌、肺炎桿菌、MRSA、抗菌力、等